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渋谷区の坂(4) 〜 恵比寿・代官山方面 【11坂】

各坂道の位置はこちら → 地図

南郭坂
(なんかくざか)
【標識(渋谷区教育委員会設置)の説明】(服部南郭別邸跡)
 服部南郭は、江戸中期の儒学者。漢詩人で幼名を勘助、のち元喬といい字を子遷、書斎を芙キョ(※)舘と称しました。
 この場所は、南郭の別邸があったところで、邸前にある坂道は、昔から南郭坂あるいは
富士見坂と呼ばれてきました。
 南郭は、天和三年(一六八三)に京都に生まれ、十六歳の時に和歌と絵画をもって江戸の柳沢吉保に仕え、また、荻生徂徠の門人となって、古文辞学と詩を学びました。三十四歳の時、柳沢家を辞し、ここの別邸で塾を開いて在野の人となり、もっぱら漢詩文に親しみ、後継者の育成に努めました。宝暦九年(一七五九)没。享年七十七歳。
 著書に「南郭文集」「大東世語」「南郭先生燈下書」などがあります。

(※)「キョ」は「くさかんむり」に「渠」。


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代官山坂
【標識なし】

代官山アドレス(旧同潤会代官山アパートのあった場所。写真左では坂道の左側)の北側を東から西へ登る坂です。


※ この坂の位置については、代官山町11と12の間の坂道とするもの等文献によって異なっています。名称も「代官坂」とする文献があります。
衆楽坂
(しゅうらくざか)
【標識なし】

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内記坂
(ないきざか)
【標識なし】
夕やけ坂
(ゆうやけざか)
【標識なし】

写真で坂道の左側には渋谷区立長谷戸小学校がありますが、坂上にある校門の脇に「夕やけこやけの碑」(写真下)があります。「夕やけこやけ」の作曲者である草川信氏が大正から昭和にかけてこの学校の音楽教師として着任していたことからこの碑があるそうです。ここから、この坂を「夕やけ坂」と呼ぶようになったのでしょう。

観音坂[新富士坂]
(かんのんざか)「[しんふじざか])
【標識なし】

坂上近くにに馬頭観世音(写真下)があります。観音坂の名はこれに由来します。

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いなり坂 【標識なし】

JR恵比寿駅の西側を線路沿いに南へ向かって登る坂道です。写真で坂道の左側は山手線のホームです。
ネギ山坂
(ねぎやまざか)
【標識なし】

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ビール坂 【標識なし】

恵比寿ガーデンプレイスから北へ向かって恵比寿橋の方へ下る坂道です。

伊達坂
(だてざか)
【標識なし】

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和田坂
(わだざか)
【標識なし】

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