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潮見坂(しおみざか)

所在地: 千代田区霞が関二丁目と同三丁目の境界 ⇒ 地図 

@ 坂下から。左手前の低層の建物は財務省、その後方は中央合同第4庁舎、右手の建物は外務省である。

A 坂下から。1999年撮影。


B 坂下部から。右に標識が見える。

C 坂上から


D 同じく坂上から。右に標識が見える。

E 坂下の標識(千代田区設置)
F 坂上の標識(千代田区設置)

【標 識】
説明
 この坂を潮見坂といいます。『新撰東京名所図会』には「潮見坂は霞ヶ関と三年坂との間の坂なり」とかかれています。中世のころまでは日比谷公園のあたりが入江であったといわれています。坂も当時はもっと高く眼下に海をのぞむことができ、それゆえにつけられた名でしょう。潮見坂、汐見坂の坂名は皇居東御苑をはじめほかにも多くあります。
設置者: 千代田区
設置日 昭和五十一年三月


【この坂について】
 桜田通り(国道一号線)の霞が関二丁目交差点を東から西に登る坂道です。坂上は六本木通りの財務省上交差点で、首都高速霞ヶ関インターチェンジの入口になります。
 霞ヶ関三丁目にある財務省・中央合同第4庁舎と、霞ヶ関二丁目にある外務省との間にある坂です。霞が関坂の南、三年坂の北になります(この三つの坂は並行しています)。

 現在、この坂の上から海は見えません。坂上は茱萸坂の坂下にあたり、国会議事堂敷地の東南の角にあたります。

 標識は坂上と坂下の両方に設置されています。説明文はほぼ同じですが、標識の材質等が坂上と坂下では異なったものとなっています(写真EF)。


【写真撮影日】 1999年(A)、2002年11月24日(@BCDEF)
【この坂の本サイト掲載日】 2002年8月14日
【このページの作成日】    2004年8月14日