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港区の坂(3) 〜 虎ノ門・愛宕・芝公園方面 【13坂】

各坂道の位置はこちら → 地図 (ただし、富士見坂はこちらを)

江戸見坂
(えどみざか)
【標識(港区設置)の説明】
江戸の中心部に市街がひらけて以来、その大半を眺望することができたために名づけられた坂である。


→ 江戸見坂のページ
汐見坂
(しおみざか)
【標識(港区設置)の説明】
江戸時代中期以前には海が眺望できた坂である。南側に松平大和守(幕末には川越藩)邸があって、
大和坂ともいった。

→ 汐見坂のページ
霊南坂
(れいなんざか)
【標識(港区設置)の説明】
江戸時代のはじめ高輪の東禅寺が嶺南庵としてここにあり、開山嶺南和尚の名をとったが、いつしか嶺が霊となった。


坂の東側(写真左側)はホテルオークラ、西側(写真右側)は米国大使館になります。

→ 霊南坂のページ
榎坂
(えのきざか)
【標識(港区設置)の説明】
江戸時代より前の古街道を示す榎があったと推定される。坂下から東京タワー方向へ登る永井坂を榎坂と記す資料もある。


※上の説明はおかしいものです。東京タワーは少々遠いですし、永井坂はこの近くにありません。同じ港区の飯倉交差点(東京タワーは近く)にも榎坂がある(交差点で榎坂の反対側に永井坂がある)ので、それと間違えたのだと思われます。

※2007年5月現在、標識は撤去されています。

写真には写っていませんが、右側は米国大使館です。米国大使館の正面で霊南坂・榎坂・汐見坂が交差しています(榎坂を道なりに直進すると汐見坂を下る、右折すれば霊南坂を上る)。なお、写真正面左の建物は共同通信社。
新榎坂
(しんえのきざか)
榎坂の坂下から、赤坂インターシティの西脇を南方にカーブしながら上る坂道です。

→ 新榎坂のページ

桜坂
(さくらざか)
【標識(港区設置)の説明】
明治中期に新しく作られた道筋で坂下に戦災まで大きな桜の木があったことからその名がついた。


右側にある建物は全日空ホテルです。

→ 桜坂のページ
鼓坂
(つづみざか)
【標識なし】

桜坂の南にあり、霊南坂教会の方に東南へ上る坂道です。
三谷坂
(さんやざか)
【標識なし】

六本木一丁目と赤坂一丁目の境を東南へ上る坂道です。
愛宕石坂[愛宕男坂]
(あたごいしざか、[あたごおとこざか])
【標識なし】
愛宕神社へ正面を登る急な石段です。「出世の石段」とも呼ばれています。


写真下は愛宕山上にある愛宕神社です。
愛宕女坂
(あたごおんなざか)
【標識なし】
愛宕神社へ男坂の右側を迂回しながら登る石段です。女坂とはいえ楽な傾斜ではありません。

切通坂
(きりどおしざか)
【標識なし】

芝高校から正則学園高校の方向へ下る坂道です。
銀杏坂
(いちょうざか)
【標識なし】

東京プリンスホテルの北を西方に緩やかに登る坂道です。
富士見坂
(ふじみざか)
【標識なし】

東京タワーの下、東側にある観音堂へ上る坂道で、現在は、写真に見えるように、観音堂前に石段が数段あるに過ぎません。