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千代田区の坂(1) 〜 皇居方面 【3坂】
皇居には名前のついた坂道があります。 現在無料開放されている皇居東御苑は、かつての江戸城の中心で、本丸、二の丸、天守閣などがあったところですが、旧二の丸から旧本丸へ上っていくところに「汐見坂」と「梅林坂」という2つの坂道があります。 もう一つ、現在は広い公道になっていますが、皇居東御苑を北に出て、かつて代官町と呼ばれたところにある「紀伊国坂」という坂道があります。 |
各坂道の位置はこちら → 地図
汐見坂 (しおみざか) |
【標識(菊葉文化協会設置)の説明】 本丸と二の丸をつなぐ坂道でした。その昔、今の新橋から皇居前広場の近くまで日比谷入江が入り込み、この坂から海を眺めることができました。坂の上には、汐見坂門が設けられていました。 → 汐見坂のページ |
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梅林坂 (ばいりんざか) |
【標識(菊葉文化協会設置)の説明】 梅林坂は、本丸と二の丸を結ぶ坂です。文明10年(1478年)太田道灌が天神社をまつり、数百株の梅を植えたので梅林坂の名が付いたといわれています。現在は約50本の紅梅の梅が植えられており、12月末から2月まで花が楽しめます。 → 梅林坂のページ |
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紀伊国坂 (きのくにざか) |
【標識(千代田区設置)の説明】 この坂を紀伊国坂といいます。「紫の一本」という本には「紀伊国坂、松原小路より竹橋御門へ出る坂をもいう。今の灰小路の所、もと尾張紀伊候の御屋敷ありし故なり」とあり、「再校江戸砂子」には「紀伊国坂、竹橋御門へくだる小坂をいう。むかし此所に尾紀の両御殿ありしなり。今、赤坂に同名あり」とかかれています。 → 紀伊国坂のページ |