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三年坂(さんねんざか)
別 名: 三念寺坂
所在地: 千代田区五番町 → 地図
@ 坂下から |
A 坂の中ほどから見上げる |
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B 坂上から。右に標識(千代田区教育委員会設置)。 |
C 同じく坂上から。右に標識(千代田区教育委員会設置) |
D 坂上にある標識(千代田区教育委員会設置) | E Dと同じ標識 |
【標 識】 説明: この坂を三年坂といいます。 「新撰東京名所図会」には「下六番町の方より土手三番町の中間を貫き土手際に降る坂をいう。三年坂は現今通称する所なるも三念寺坂を正しとす。むかし三念寺といえる寺地なりし因り此名あり。然るに俗間誤りて三年坂と称し、」とかかれています。 設置者: 千代田区教育委員会 設置日: 平成九年三月 |
【この坂について】
市ヶ谷駅近く、新坂の西側を南に緩やかに登る坂道です。
標識は、千代田区教育委員会が設置したものが、坂上に1本立っています
千代田区内には同名の坂が霞ヶ関方面にもあります。三年坂という名の坂道は他にもいくつかありますが、横関英一『江戸の坂東京の坂』によると、これらの坂は、一般に寺や墓地の近くにあり、「その坂で転んだものはすぐにその土を三度なめないと三年以内に死ぬ」という迷信があったのだそうです。それゆえ三年坂と呼ばれたとのこと。上記の標識の説明にはこの説は書かれていまぜんが、「この坂で転ぶと三年以内に死ぬ」とはさすがに公衆の目に触れる説明には書けなかったのであろうと想像されます。
【写真撮影日】 1999年(B)、2003年4月28日(@ACDE)
【この坂の本サイト掲載日】 2002年8月14日
【このページの作成日】 2004年8月1日(一部修正2010年8月7日)