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お茶の水坂(おちゃのみずざか)

所在地: 文京区本郷1丁目、外堀通り → 地図 

@ 坂下から。

A 坂の中ほどから見上げる。

B Aから少し上った所から見下ろす。

C Bから少し上った所から見上げる

D Cの道路の反対側から見上げる。2002年撮影。

E Cから少し上った所から見下ろす。

F Eの道路の反対側から見上げる。左に標識が見える。その更に左には文京区立元町公園がある。

G お茶の水坂の標識(右)と文京区立元町公園


 
 H 坂上部から見下ろす。2002年撮影。

   I 坂上から。ここから写真右方向に曲がると建部坂がある。

 
J 神田川を挟んだ対岸にある皀角坂からお茶の水坂と建部坂を見る。右から左に緩やかに下る坂がお茶の水坂。右にある奥に向かって上る坂道が建部坂。

  K 坂下部脇にある「神田上水懸樋(掛樋)跡」(文京区設置)の碑



M Lの標識の説明板。2002年撮影。残念ながら落書きがあった。
L 坂上部にある標識(文京区教育委員会設置)

【標 識】
説  明
 この神田川の外堀工事は元和年間(1615-1626)に行われた。それ以前に、ここにあった高林寺(現向丘二丁目)の境内に湧き水があり“お茶の水”として将軍に献上したことから、「お茶の水」の地名がおこった。
 『御府内備考』によれば「御茶ノ水は聖堂の西にあり、この井名水にして御茶ノ水に召し上げられしと・・・」とある。
 この坂は神田川(仙台堀)に沿って、お茶の水の上の坂で「お茶の水坂」という。坂の下の神田川に、かって神田上水の大樋(水道橋)が懸けられていたが、明治34年(1901)取りはずされた。
    お茶の水橋低きに見ゆる水のいろ
     寒む夜はふけてわれは行くなり
               島木赤彦(1876-1926)

設置者:
 文京区教育委員会
設置日 昭和9年3月


【この坂について】
 
 JR水道橋駅前から、外堀通りを東に上る長い坂道です。坂上は建部坂の坂下になります。
 坂上の北側には文京区立本町元町公園があります(写真G)。坂の南側は神田川で、その向こうにJR中央線線路、さらには千代田区皀角坂があります(写真J)。
 標識は、坂の上部の元町公園入口前にに文京区教育委員会設置のものが立っています(写真GLM)。

 坂下部の南脇に文京区が平成8年3月に設置した神田上水懸樋(掛樋)跡の碑があります(写真K)

【写真撮影日】 2002年5月18日(DHM)、2010年9月20日(J)、2004年8月25日(左記以外)、

【この坂の本サイト掲載日】 2002年8月14日
【このページの作成日】    2004年8月27日(2010年9月19日一部修正、2010年9月25日写真追加)