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目黒区が設置している標識
目黒区が設置している坂道の標識は、ほとんど下の写真のような木製の角柱である。
鉄飛坂(都立大学・自由が丘方面)の標識 稲荷坂(上目黒・中目黒方面)の標識
「目黒区の標識」の特徴
(1)木製の柱。
(2)各面の記述は、
@ 正面には、大きく坂名が縦書き(ふりがなつき)で書かれている。
A 側面には、坂名の由来等が記されている。
B 他の側面には設置年月と「目黒区教育委員会」の文字。
(3) 標識の設置は、各坂道につき1本のみである。
目黒区設置の標識のほとんどは上記の木製角柱タイプであるが、例外として、なべころ坂(上目黒・中目黒方面)、太鼓坂(都立大学・自由が丘方面)がある。
なべころ坂(上目黒・中目黒方面)の標識 太鼓坂(都立大学・自由が丘方面)の標識
標識の設置状況
区内の名前のある坂道に対する目黒区による標識の設置状況は必ずしも悪くはない。しかし、木製であるため、時間が経った標識の中には、かなり傷み、ものによって字が読みにくくなっているものがある。そのためか撤去された標識もいくつか存在している。撤去されたのちは、新しい標識が設置された例もある(例:大坂、茶屋坂)が、鶯坂、天神坂等のように、撤去されたのち現在にいたるまで新しい標識が設置されないものがいくつもある。
(初稿:2003年5月31日)