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新宿区の坂(9) 〜 西新宿方面 【2坂】

各坂道の位置はこちら → 地図

蜀江坂
(しょっこうざか)
【標識(新宿区教育委員会)の説明】
かつてこの辺りが蜀江山と称されていたためこう呼ばれる。蜀江山の由来は、天慶の乱の時平将門(あるいは弟の将頼)が蜀江錦の衣の袖を落としたから、あるいは江戸時代に三代将軍家光が鷹狩でこの地を訪れた時、紅葉の美しさを蜀江の錦のようだと称賛したからだという。

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成子坂
(なるこざか)
【標識(東京都設置)の説明】
豊多摩郡誌によれば、「成子坂は、成子神社前の緩斜路をいう。石地蔵は其南側にあり、年月を刻せず、古きものとも見えざるが、香火常に絶えず稚児を喪いしもの供養する所なるにや、傍に庚申塔数基あり、延宝八年(一六八〇)、同五年(一六七七)の文字を読む、毎月十一日、二十二日はこの石地蔵の縁日、また毎月二十五日は成子神社の縁日として夜店多く並び・・・」とあり、成子坂一円は非常に賑わったところだったことがわかる。

青梅通りを新宿方向から中野坂上方向に下る坂道です。坂の途中に成子天神社(写真下)があります。