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渋谷区の坂(1) 〜 千駄ヶ谷・神宮前方面 【5坂】

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八幡坂(渋谷区) 八幡坂
(はち

【標識なし】



坂上から。左側に見えるのは鳩森神社(鳩森八幡)。坂名はこの神社にちなんだものと考えられます。
観音坂(渋谷区) 観音坂
(かんのんざか)
【標識(渋谷区教育委員会設置)の説明
坂名は、真言宗観谷山聖輪寺の本尊であった如意輪観音像に由来します。観音は当寺の開山とされる行基の作と伝えられていましたが、残念ながら戦災によって焼失してしまいました。「江戸名所図会」によると、身の丈は三尺五寸で、両眼は金でつくられていたといいます。


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榎坂
(えのきざか)
【標識(渋谷区教育委員会設置)の説明
「榎坂」とは、ここから右手に瑞円寺の門前へ向かって登る細い坂道のことです。かつて、榎の巨木があったことから「榎坂」と名づけられたといわれており、現在は鳩森八幡へ向かうこの道の右手に商売繁盛・縁結び・金縁・子授かりや子供の病気平癒などの信仰を集める榎稲荷があります。

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勢揃坂
(せいぞろいさか)
【標識(渋谷区教育委員会設置)の説明】
ここのゆるい勾配の坂を勢揃坂といい、渋谷区内に残っている古道のひとつです。
 後三年の役−永保三(一〇八三)に八幡太郎義家が奥州征伐にむかうとき、ここで軍勢を揃えて出陣して行ったといわれ、この名が残されております。
 このとき従軍した武士の中に坂東八平氏(平氏の一族)のひとり河崎重家(渋谷の領主)がおり、手柄をたてたという伝説があります。
 真偽についてはもちろんわかりませんが、区内に伝わる源氏に関する伝説のひとつとして注目されます。
ネッコ坂 【標識なし】

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