岡本三丁目の坂(おかもとさんちょうめのさか)

所在地: 世田谷区岡本3丁目(坂上では27番と28番の間、坂下では36番と35番の間) → 地図 

@ 坂下遠方から

A 坂下から。自転車で坂をかけ下る人々を見かける。

B 坂下部から。急坂のため歩行者が登るための階段がある。

C B撮影地点から少し登ったところから見上げる。

D 坂の半ば辺りから見上げる。

E 同じく坂の半ば辺り(Dより少し登った地点)から見上げる。

F 坂上部を見上げる。

G 坂上部から見下ろす。

H 同じく坂上部から見下ろす。

I 坂上。

J 坂上から。

K 同じく坂上から。


L 同じく坂上から。左手前に標識が見える。


N Mの標識の説明板の部分。地点名として「東京富士見坂」とあるが、この坂道のみが「東京富士見坂」と呼称されているのではないことに注意(下の文章を参照)。

M 坂上にある「関東の富士見100景」(国土交通省関東地方整備局設置)の標識


【この坂について】
 世田谷区岡本3丁目(坂上では27番と28番の間、坂下では36番と35番の間)にある東から西へ下る急坂です。岡本3丁目にある坂道は他にもいくつかありますが、この坂が「岡本三丁目の坂」と通称されています。

 国分寺崖線にあって、傾斜が急なことで知られており、傾斜が22%ある(100メートル進むのに22メートル登る)とのこと。車両は下りの一方通行となっています。写真撮影日には自転車で一気に駆け下りる人たちを何人か見ました。

 また、現在も東京から富士山が実際に見える坂道としても有名です。国土交通省関東地方整備局は、2004年、関東地方で実際に富士山への良好な眺望を得られる地点として「関東の富士見百景」を選びましたが、その中で、この坂道をはじめとする瀬田・岡本地区の坂道を含むいくつかの地区の東京の坂道を「東京富士見坂」と呼んで「関東の富士見百景」の一つに取り上げました(国土交通省関東地方整備局「関東の富士見百景」のページを参照)。写真MNにあるとおり、それを示す標識が坂上に置かれていますが、この岡本三丁目の坂は、東京富士見坂の一つである瀬田・岡本地区の坂道の一つであり、この坂だけが「東京富士見坂」と呼ばれているわけではありません。例えば、荒川区にある富士見坂も、東京富士見坂の一つになっています。

 この坂道は、1984年、世田谷区民によって、「世田谷百景」の一つ(70番目)として選ばれています。なお、「世田谷百景」を示す標識等はこの坂道には設置されていないようです。


【写真撮影日】 2007年4月30日

【この坂の本サイト掲載日】 2007年5月4日
【このページの作成日】    2007年5月26日