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どりこの坂

別  名: 池山の坂
所在地: 大田区田園調布一丁目と二丁目の境界  → 地図

@ 坂下から

A @から少し上った所から。右手に標識が見える。

B 坂の半ばから見下ろす。坂下に東横線の高架が見える。

C Bと同じところから見上げる

D Cから少し上った所から見下ろす。

E Dと同じ所から坂上を見上げる。

 F 坂上から。左手に標識が見える。1999年撮影。

G 同じく坂上から。左に標識が見える。

H 坂下の標識(大田区設置) I 坂上の標識(大田区設置)

【標 識】
説  明
 昭和の初めごろ、坂付近に「どりこの」という名の清涼飲料水を開発した医学博士が屋敷をかまえたので、誰いうとなく「どりこの坂」と呼ぶようになったといわれている。それまでは池山の坂といっていたという。
設置者:
 大田区
設置日 昭和六十年三月


【この坂について】
 大田区田園調布一丁目と同二丁目の境界を西から東へ上る坂道です。坂半ばで曲がります。
 東急東横線多摩川駅のそばにあり、坂下は東横線の線路脇になります。坂道はかつて「多摩川ラケットクラブ」があった場所の脇を走っています。

 標識は、坂上と坂下に大田区設置のものがあります。
 「どりこの」という変った名称ですが、このサイトによると、野間清治(赤羽には同氏にちなむ「野間坂」がある)が創業者である講談社が戦前経営多角化の一環として、高橋孝太郎という医学博士の協力を得て販売していた栄養飲料とのことだそうです(「どり」は共同研究者だったドイツ人のイニシャルから、「こ」は孝太郎、「の」は助手の野口からとられている)。この高橋博士の屋敷がこのあたりにあったということになります。

【写真撮影日】 1999年(F)、2004年3月14日(F以外)

【この坂の 本サイト掲載日】 2002年8月14日
【このページの作成日】    2004年3月20日(2010年9月4日一部修正)