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品川区の坂(2) 〜 戸越銀座方面 【5坂】
戸越銀座は、日本全国に三百余あるといわれる「○○銀座」の第一号。戸越銀座商店街連合会のホームページ「戸越銀座ネット」等によると、この地域は冠水で道路事情が非常に悪かったが、関東大震災(大正12年)で中央区銀座(本家本元の「銀座」)の舗装道路を改修することになって撤去することになった多数の煉瓦敷を、当時の荏原郡平塚村(現戸越周辺)が譲り受け排水路工事に利用した。その縁で戸越での商店会設立にあたり銀座の名を冠したとのこと。この煉瓦の一つが、戸越銀座商店街振興組合の事務所に大切に保管されているそうです。 |
各坂道の位置はこちら → 地図
清水坂 (しみずざか) |
【標識なし】 | |
宮前坂 (みやまえざか) |
【標識の説明】 この通りは、付近にある行徳寺や戸越八幡神社に向かう道で、宮前通りと呼ばれている。 坂の名称もそこからつけられたものである。 |
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八幡坂 (はちまんざか) |
【標識の説明】 この坂は、戸越銀座通りから戸越八幡神社脇を抜ける坂である。そのために八幡神社にちなんでこの名称がつけられたものである。 |
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三井坂 (みついざか) |
ここを訪問するときには気づきませんでしたが、このサイトをみると、坂の登り口に「三井坂」の石碑が残されているようです。 もともと、このあたりの土地は、明治時代に三井家が購入し、能楽堂を備えた三井別邸や三井農園(戸越農園)、テニス倶楽部、三井文庫が創設されていたそうです(しかし、関東大震災後は、新たな都市計画案が構想され、これらは移転を余儀なくされることとなったそうですが)。風光明媚で欝蒼とした森に囲まれたこの一帯を、地元の人たちは「三井山」、この坂も「三井坂」と呼んだそうです。 |
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平和坂 (へいわざか) |
左の写真前方に見える、時計が上にかかった、ゲートの右の方の柱(赤い色をしている)に「平和坂」と書かれています(写真下は拡大したもの)。 |