凧坂(たこさか)
所在地: 世田谷区松原2丁目と松原6丁目の間 → 地図
![]()  | 
      ![]()  | 
    |
| @ 坂下の分岐点から。正面が凧坂。右に進むと半田坂である。 | 
      A 坂下から。右に馬頭観世音の石碑がある。 | 
    |
![]()  | 
      ![]()  | 
    |
| B Aから少し上ったところから見下ろす。 | 
      C Bとほぼ同じ地点から見上げる。 | 
    |
![]()  | 
      ![]()  | 
    |
| D BCから少し上ったところにある交差点から見下ろす。 | 
      E Dとほぼ同じ地点から見上げる。 | 
    |
![]() F 坂上部から。  | 
      ![]()  | 
    |
| G 坂下に置かれている馬頭観世音の石碑。 | 
【この坂について】
 世田谷区松原2丁目と松原6丁目の間を南から北へ上る坂道です。松原2丁目32番と松原6丁目32番の間から、松原2丁目51番と松原6丁目21/20番の間を上ります。
 坂下で二股に分かれる道を左に行く道が凧坂で、これを右に行くと半田坂になります。
 坂下には、馬頭観世音の石碑があります。
 世田谷区教育委員会『世田谷の地名:区域の沿革・地誌・地名の起源(上)』には、次のとおり書かれています。
  凧坂=凧坂という坂は、栴檀並の東境の坂を云うのであるが、地名としては坂を登りきったあたりからと場所が少しずれているわけである。なぜ凧坂というのか、調査員の中村昌治氏は「たこう坂」の当て字で、傾斜のやや急な坂の意であるといわれている。
 他に類似の地名は見当たらないが、長野県長野市の田子・石川県金沢市の高尾・千葉県香取郡多古町の多古附近の地形図をみると何れも台地乃至は比較的低い山地を含む区域の地名のようである。
 松原の凧坂も台地上にあって、この点類似しているわけである。
 坂道の標識は設置されていません。
【写真撮影日】 2008年5月4日
【この坂の本サイト掲載日】 2008年5月4日
【このページの作成日】    2008年6月27日