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大田区の坂(4)〜 仲池上・西馬込方面 【7坂】

各坂道の位置はこちら → 地図

大尽坂
(だいじんざか)
【標識(大田区設置)の説明】
昔、大尽(財産をたくさん持っている人)が、このあたりに住んでいたということで名付けられたという。
六郎坂
(ろくろうざか)
【標識(大田区設置)の説明】
坂名は、江戸時代後期、この村のために尽した海老沢六郎左衛門の屋敷が坂にそってあったことに由来する。
坂下の水路にかかる橋を六郎橋という。

実際、坂上右手にある住宅は海老沢さんという人の家でした。この近辺のいくつもの家の塀に、大田区議会議員である別の海老沢さんという人のポスターが貼ってありました。いずれも六郎左衛門の後裔でしょうか。
八幡坂
(はちまんざか)
【標識(大田区設置)の説明】
子安八幡神社にそってあるため、この坂を八幡坂という。坂下には子安橋があり、ともに神社から由来する名である。

左の写真において、坂の右側は子安八幡神社の境内になります。
子安八幡神社
相生坂
(あいおいざか)
【標識(大田区設置)の説明】
新幹線を挟んで両側に、二つの坂が並んでいるところから、この坂を相生坂という。
昭和初年耕地整理により出来た坂である。


写真の右側の坂道と、新幹線等の線路を挟んだ向う側(左側)に見える坂道を合わせて相生坂というようです。両方の坂道の坂上に大田区設置の標識があります。坂上にある橋は富士見橋といいます。
二本木坂
(にほんぎざか)
【標識(大田区設置)の説明】
この坂道は、馬込の八幡神社付近の南坂を通り、旧池上村根方方面に向かう古い道である。坂名は、旧馬込村の小字二本木に由来する。
馬込坂
(まごめざか)
【標識(大田区設置)の説明】
坂名は、第二京浜国道が建設され、昭和二十四年頃より五反田から多摩川際までのバスが通るようになり、馬込坂下、馬込端のバス停ができると自然に馬込坂と呼ばれるようになった。第二京浜国道ができる前のこの付近一帯は小高い丘や水田で、坂下には内川の清流が流れていた。

国道一号線(第二京浜国道)にある直線の長い坂です。
南坂
(みなみざか)
【標識(大田区設置)の説明】
馬込の中心にある八幡神社からみて、南側にあるので南坂といわれている。昔の坂は、道幅も狭く急な坂で、今の第ニ京浜国道の中央あたりまであったという。この坂道は西へ下って二本木を通り、池上の根方に通じた古い道である。