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大田区の坂(2)〜 石川町・千束方面 【4坂】

各坂道の位置はこちら → 地図

神明坂
(しんめいざか)
【標識(大田区設置)の説明】
昔、坂のそばに、村の鎮守の神明社があったので、神明坂というようになったと伝えられている。神明社は、現在の石川神社である。

東京工業大学の南側に位置する坂道です。



坂の途中を入ったところに石川神社(右の写真)がひっそりとあります。
稲荷坂
(いなりざか)
【標識(大田区設置)の説明】
坂の由来は、坂の南側に稲荷社があったことによる。っこの坂道は、もとは洗足池の脇から九品仏に通じた、古い道である。

神明坂の南に位置する坂道です。公園の脇を上っています。
稲荷坂
(いなりざか)
【標識(大田区設置)の説明】
この坂道は古くからあり、道幅は九尺(二、七三メートル)ぐらいであったが、耕地整理によって四間(七、二七メートル)に拡幅され、現在の道になった。坂の付近に、稲荷社があったのが坂名の由来である。

上と同名の坂道ですが、こちらは北千束にあります。
洗足坂
(せんぞくざか)
【標識(東京都設置)の説明】
この道(中原街道)は、江戸から平塚の中原に通ずる街道で、江戸期には、東海道の脇往還としてさかんに利用された。明治期以後も産業の発達に伴い、東京への物資の輸送路として大きな役割を果たした。しかし、このあたりは坂が多く、重い荷車は難儀をした。昔の洗足坂は道幅も狭く、現在の坂より短い急な坂であった。大正十ニ年になると道路が改修されて、ゆるやかな坂となり、その後さらに拡幅されて現在の道路となった。
 坂の下には、その改修記念碑がある。

坂下には洗足池があります。その洗足池の横から東北東に向かって登る坂道です。